和歌山記念が開幕! 和歌山競輪場

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松浦悠士
『賞金王』を目指して今年も全力で戦い抜く
新年への想いを胸に

 和歌山競輪場開設72周年記念開設記念『和歌山グランプリ』が9日(日)に開幕する。
 GP王者の古性優作(大阪・100期)を筆頭に、S級S班は4人が参戦。年明け早々から激戦は必至だ。中でも、松浦悠士(広島・98期)は明確な今年の目標を掲げて気持ちを入れ直した。

 松浦は清水裕友に前を任せて臨んだ昨年のグランプリで5着。3度目の挑戦も、輪界の頂には手が届かなかった。
 「(清水)裕友に色々迷わせてしまったんだと思う。臨機応変に前々に行こうと話していたんですけど、作戦を考え過ぎてしまったところもある。その辺は2人で話し合いながら、今後の参考にしたい」
 今年は昨年と同じく和歌山記念からのスタート。昨年は「ダービー王」と目標を掲げて有言実行したが、今年はさらに大きな目標をぶち上げた。
 「今年の目標は賞金王です。賞金王はグランプリを勝たないとなれませんよね。去年のグランプリは今でも悔しい。それを忘れないようにして、今年もまたグランプリを戦いたい」
 見据える先はすでに今年のグランプリ。休むことを知らない松浦の戦いが、またここから始まる。

熊谷洋祐記者

2022年1月8日 17時33分

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