太田竜馬-松浦悠士が強力タッグ ~取手競輪場~

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松浦悠士
当地は19年に自力で初のGⅢを制覇の地
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太田竜馬
当地は今年の全日本選抜での活躍が記憶に新しい
地元勢の前に立ちはだかる

 6月4日、取手競輪開設72周年記念「水戸黄門賞」GⅢが開幕。初日特選で連係する太田竜馬(徳島・109期)と松浦悠士(広島・98期)は当地で行われた今年の全日本選抜競輪でも好連係を決めていた強力タッグ。前回佐世保の全プロ記念競輪でも連係していて呼吸はぴったりだ。

 太田は「松浦さんが後ろっていうのは、安心感だったり、緊張やプレッシャーなど、いろいろなものがありますね。ここでGⅠの決勝に乗れたことがいい節目になって、高いレベルを維持できている。やってきたことがかみ合ってきたっていうのはありますね」と、今年はビッグレースで大暴れ。ダービーこそ準決勝で敗退したが、全日選、ウィナーズカップと決勝に進出しており、ここの取手記念を弾みにして、高松宮記念杯、そして地元の小松島記念を見据えている。

 松浦にとっても当地は思い出深い場所。「初めて自力で記念を獲ったのがここですね。体調はいいと思います」。「高松宮記念杯に向けてもここでいいレースをして結果を出したい。しっかり動くことが大事。(初日は)番手でもできることっていうのがある。自力ではもちろんだけど、役割りを最大限にできるように」と、GⅠ直前の記念開催で確かな手応えをつかむべく、今シリーズを集中して戦い抜く構えだ。

小山裕哉記者

2022年6月3日 16時52分

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