細切れ戦攻略へ山口拳矢は単騎戦で臨む ~立川競輪場~

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山口拳矢
昨年8月の当所戦は準V
次走のヤンググランプリを見据える

 12月17日(土)から立川競輪場でF1シリーズが開催される。メインの初日特選(12R)は好メンバーが集結。その中でも次走にヤンググランプリを控える山口拳矢(岐阜・117期)が単騎で活路を見出す。

 「競輪祭が終わって次の高松記念は体調を崩してしまったので欠場したけど、もう大丈夫です」と一本欠場したが体調面に不安はなく参戦。

 立川には今回で2度目の参戦となるが「去年の夏に立川を走ったときは軽かったけど、みんなから冬場の立川は重いって聞くから指定練習で乗って確かめてみたい」と冬場の立川は初めて走るだけにバンクコンディションを気にしていた。

 「森田さんは強いし、何でもできるイメージがあるからやりづらい印象ですね。単騎なので位置取りが厳しくなりそうだけど、しっかりと位置を取ってどこかで自力を出したい」と先行有力な森田を最大限警戒しつつも、位置取りからの仕掛けでファンを沸かせてくれそうだ。
 
 「ヤング(GP)に向けて特に試すことはないけど、自分の調子を確認できれば。今年は去年ほどの成績を残せなかったのでヤングで良い成績を残せるようにしたい」と狙いは年末の大一番だが、そこに向けても今開催の3日間のレースは重要になってくるはずだ。

池端航一記者

2022年12月16日 16時05分

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