地元の松浦悠士が大会連覇 ~広島記念~

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松浦悠士
賞金ボードを掲げて声援に応える
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芸術的なハンドル投げで競り勝った
グランプリへ弾みを付けるV

 広島競輪場開設70周年記念『ひろしまピースカップ(G3)』は、18日(日)に決勝戦が行われた。地元のS班・松浦悠士(広島・98期)が9月岐阜以来通算18回目のG3V。改修工事前最後の記念で大会連覇を飾り、年末のグランプリへ向けて最高の弾みを付けた。

【コメント】
1着 松浦悠士(広島・98期)
 「嬉しいです。初日は勝ちたい気持ちが強すぎて、訳わかんないレースをしてしまったし、決勝は良い位置を取ってタイミングを見て、まくるなり、仕掛けるなりしようと思ってました。坂井(洋)が追い上げに来たかと思ったら(原田)研太朗で、(位置取りを)できるじゃんと思って(笑)。(原田が)車間を切っていたので、仕掛けるだろうなと思った。ビタっと付いてる感じだったら仕掛けようと思ってました。(ハンドルを)投げるのに夢中で(1着か)分からなかった。地元はいつもよりも応援してくれるし、(グランプリは)みんなの応援を力に変えたい」

2着 坂井洋(栃木・115期)
 「得意展開だったのに、弱い。(山田が松浦に)離れたのに気付くのが遅かった。あそこで立ち上げるのが遅れた。ずっと松浦さんと目が合ってたし、あのスピードでコーナーで斜行されたら浮いちゃう。斜行されて力が抜けちゃうのは自分の弱点です」

3着 原田 研太朗(徳島・98期)
 「寺崎君と犬伏君のやり合いを見て、臨機応変に動こうと思ってた。(車間を)詰めてたらもっと後ろを引き出すかなと思って切っていた。(松浦が)強かった。ああなれば優勝を狙うし、自分は余裕はなかったけど冷静だった。調子が上がっている中で、やりたいことを形にできれば。周りに認められて形にしていきたい」

熊谷洋祐記者

2022年12月18日 17時40分

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