伊東温泉開設72周年記念『椿賞争奪戦』が明日開幕 ~伊東競輪場~

photo-55228
渡邉雄太
初日特選は初めて深谷知広の前を走る
photo-55229
深谷知広
番手の競走に注目
初日特選は渡邉雄太-深谷知広の地元連係に注目

 12月22日から伊東温泉けいりん開設72周年記念「椿賞争奪戦」が行われる。初日特選は地元勢の前後に注目が集まったが渡邉雄太が前を走り深谷知広が番手となった。
 
(初日特選12レース並び)

 ①宿口陽一-⑤諸橋愛

 ②山崎賢人-④中本匠栄

 ⑥渡邉雄太-③深谷知広-⑨小原太樹

 ⑦小松崎大地

 ⑧野原雅也

 深谷は2021年1月に愛知から静岡に移籍。すると、渡邉は深谷と静岡バンクで練習をともにする仲間になった。両者の連係は過去に1回で、今年の全日本選抜競輪の準決勝。その時は深谷が前回りで先行勝負にでて、深谷が3着、渡邉が4着という結果だった。

 今回は「初めて」渡邉が深谷の前を回る競走。「任せてくれたので」と話す渡邉の表情からは気合いが感じられた。直前の練習は「静岡で普通に練習して良かったと思う」と万全の状態で臨む。

 番手を回る深谷は「競輪祭でひと区切り。来年のスタートに向けても立ち位置、立ち回りを考えて、任せようかと。時と場合の選択肢を示していければ」と来年のGⅠ戦線に向けて、ここから戦いが始まっている。南関勢の若手が育ってくれば、番手を回る機会は今後もありそうで、初日特選は地元2人の走りに注目だ。

小山裕哉記者

2022年12月21日 17時25分

開催情報

ページトップへ