南関勢4車結束の経緯は ~小田原記念『北条早雲杯争奪戦』~

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深谷知広
初日特選は南関4車の先頭を務める
結束が深谷知広のテーマ

 小田原競輪場開設74周年記念『北条早雲杯争奪戦』が13日(木)に開幕する。初日特選12Rには地元勢3車に加えて深谷知広(静岡・96期)が登場。紆余曲折があった中で、深谷が先頭で自力となり南関勢はまとまった。

 共同会見場に現れた深谷が最初に出したコメントは「南関の4番手」。これには報道陣からも「えっ!」と驚きの声が上がった。が、再度南関勢4人が集まって話し合いが行われると、最終的には深谷-松井宏佑-郡司浩平-松谷秀幸の並びとなった。一度「4番手」とコメントを出した深谷は、こう説明した。
 「松井君が地元ってこともありますし、自力で魅せるレースがしたいっていうことだった。郡司にも3番手を回ってもらったことがあるし、今年の自分のテーマとして南関で別になることはない。南関でまとまることが今年のテーマ。地元勢に割って入ることはできないですし、自分は先頭か、4番手しか考えになかった」
 結果的に郡司や松谷の助言もあって、松井が番手を回ることとなり深谷が4車の先頭で自力となった。3番手回りとなった郡司が、並びの経緯を語る。
 「僕は前の2人に世話になってるんで、まずは深谷さんと(松井)宏佑で話してもらって。深谷さんが4番手って言うから冗談だと思った。でも、深谷さんは本気で。宏佑には重要な位置になるけど、そこを回ることも大事な経験になるって話はしました。この並びが一番自然で良い並びだと思います。贅沢な悩みですけど、良い形で連係できれば」
 深谷の、ラインのためならば自分は4番手を回っても良いという想いには驚きしかない。その想いを秘めた中で、初日特選は地元の前でどんな競走をするのか。ぜひ注目したい。

熊谷洋祐記者

2023年4月12日 17時38分

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