『第39回全日本選抜競輪』が開幕 ~岐阜競輪場~

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松浦悠士
隙のない立ち回りで白星を追求する
チャンピオンユニフォームを身にまとい今年初勝利を目指す

 2月9日(金)から岐阜競輪場にて『第39回全日本選抜競輪』が幕を開ける。S級S班が9名そろい踏みで、シリーズを盛り上げる。大会3連覇の期待がかかる古性優作(100期・大阪)は11レースに登場し、昨年のグランプリを制した松浦悠士(98期・広島)は初日メインの12レースに出走する。前回の川崎記念ではオール確定板入りし決勝3着となったが、チャンピオンユニフォームを身にまとい、今年初勝利を目指す。
 
 「(グランプリ王者となって迎える初のGIとなるが)例年に比べてここで決めたいなって気持ちは強いんですけど、まあそれくらいで別なことやってきてないですしっていう感じですかね。(大宮記念を病気欠場しているが)ずっと微熱が続いてて、連休くらいまでずっと微熱が続いてて、で練習もそっから始めたという感じだったんで。ん、結構長引いたなっていう感じで。はい。家も、家の方もみんなダウンして正月は大変でしたね。(復帰戦の川崎記念は)川崎はほんと練習不足で入って、状態かなり不安だったんですけど、日に日に状態が向いていって、まあ勝ち上がりや展開が苦しい中、しっかり確定板乗れたかなって感じです。(川崎は番手戦が続いたが)川崎に関しては自力だとかなり難しかったと思うんで、目標がいて助かりました。(岐阜は2年前記念優勝しているが)記念時は2日目の発走機で迷惑をかけたんで、そこの意識が強いですけど。(初日は)単騎で自力自在に走ります」
 
 競輪IQが高く、レースの巧さは輪界屈指の松浦悠士。一番車を得ていることで、初手から思い通りにレースを運べそう。後方に立ち遅れることなく、勝負件ある位置をキープして別線攻略を目指す。


細川和輝記者

2024年2月8日 17時06分

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