渡邉壘が強敵に挑む! ~立川競輪場~

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渡邉壘
昇班初戦に続いて決勝進出目指す
「木村さんには高校時代、スプリントでボコボコにされた」

 4月18日から立川競輪場で開催されているモーニング7は初日が終了。前回の西武園からA級1、2班戦を戦っている渡邉壘(新潟・125期)は初日は先行策で白星スタート。準決勝は高校生の時以来で木村佑来(宮城・119期)に挑む。

 「初日はスタートで前を取れなかったら、誘導を下ろして鐘の2センターで仕掛けようと決めていた。ライン3人で決めたかったけど、新井さんとは決まったので良かった。ペースが早くてキツかったけど、すかさずガツンと仕掛けて出切れたのは良かった」と笑顔を見せた。
 「立川の直線は長いけど、弥彦に比べたら長くはないので。気になるほどではなかった」とホームバンクと比べて短い立川バンクとの相性も悪くなさそうだ。
 準決6レースに出走。シード組の機動型でもある木村佑来との対戦となり、学生時代を振り返ってくれた。
 「木村さんとは高校生の時以来ですね。自分が1年生で、木村さんが3年生でした。スプリントで対戦してボコボコにされましたね。その時の分も今回は頑張りたい」と学生時代のリベンジに向けて気合は十分だった。
 木村も渡邉との対戦を覚えていた様子で、「渡邉君は養成所に入って、デビューしてここまでで、しっかりと実力をつけてきている。なので、学生時代に勝ったからと言って気は抜けないですね」と隙を見せるつもりは一切なかった。
 桜井雄太が単騎でいるものの、実質両者の2分戦。激しいバトルになることは間違いなく、早朝から必見のレースとなりそうだ。

池端航一記者

2025年4月18日 13時45分

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