開設75周年記念『湘南ダービー』が開幕 ~平塚競輪場~

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松井宏佑
ホームバンクでより一層、輝きを放つ
ホームバンクの松井宏佑が地元3車ラインの先陣役

 5月10日から平塚競輪場で開設75周年記念『湘南ダービー』が幕を開ける。地元の南関地区はこれ以上ない充実布陣がそろった印象で、初日特選には5名が乗っている。ホームバンクの松井宏佑(113期・神奈川)は深谷知広と別線を選択して地元の先陣役を担う。
 
 前回名古屋の日本選手権競輪では決勝に進出したものの、力を出し切れずに終わった松井が、地元記念にその悔しさをぶつける。
 「(前回の日本選手権)決勝は、現状ではああいう競走しかできなくて、付いてもらった岩本(俊介)さんには申し訳なかったです。ダービー(日本選手権)に入る前から調子がいい感じがあったので、やれるなっていうのがあった。決勝を目指していたんで(優出は)良かった。けど、(決勝は)力を出し切れなくて悔いが残る。6日間の開催で疲労が残った。自転車は乗ったけど、そんなに負荷はかけなかった。調子を維持をするような練習だった。(平塚は)ホームバンクなんで、毎日練習しているし走りやすい。仕掛けどころもわかっているので。地元で気合も入ります」
  
 ホームバンクの平塚はヤンググランプリを制した地でもあり、昨年のオールスター競輪では決勝にも上がっている相性の良いバンク。初日特選は豪華なメンバーがそろったが、G1タイトルを目指す上で倒しておかないといけない相手だろう。ラインの厚みを生かした仕掛けで地元決着を目指す。

細川和輝記者

2025年5月9日 16時22分

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