寺崎浩平がG1初勝利 ~名古屋競輪・第63回オールスター競輪~

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寺崎浩平
G1初勝利で準決に進出
G2サマーナイトFに続きG1勝利も最速

 名古屋競輪場で開催されている「第63回オールスター競輪(G1)」は、3日目が行われた。一次予選を2着でクリアした寺崎浩平(福井・117期・S2)は、6レースの二次予選で逃げる太田竜馬をまくりで仕留めてG1白星を飾った。昨年12月に日本競輪選手養成所を早期卒業制度で卒業した寺崎が、デビュー最速でのG1勝利記録を塗り替えた。村上博幸とのタッグで二次予選を突破した寺崎は、15日4日目の準決は博幸の兄、義弘と連係。決勝進出となれば、デビュー最速でのG1優出となるだけに注目が集まる。
 「(二次予選は)自分の持ち味の前受けでカマシで叩き切ろうと思っていました。でも、太田君と渡邉君が踏み合うみたいな感じに見えたので、一瞬様子を見てから(最終)ホームで行けると思って仕掛けました。外々を回してけん制を受けないように、できるだけ直線で先頭に出切れるようなタイミングで仕掛けました。余力はないけど、自分の得意パターンで仕掛けていけた。久しぶりの1着は素直にうれしい」

竹内祥郎記者

2020年8月14日 19時49分

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