平原フレームがマッチする根田空史 ~川崎競輪場~

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根田空史
最高の武器を手に入れて上昇気流に乗る
楽に前へ進む

 川崎競輪場では明日の3日からナイター開催のFⅠシリーズ『オッズパーク杯』が行われます。注目は前回の青森記念で動きの良かった根田空史(千葉・94期)だろう。

 好調の理由は引退した平原康多氏から譲り受けたフレームがマッチし、共同通信社杯から動きが良化していることだ。「寸法が合っているし、楽に進む。平原さんに色々とアドバイスをもらって。レースのことも軽くだけど。引退する前は、何も教えてくれなかったのに」と周囲を笑わせながらも充実の表情を浮かべる。

 初日特選は南関3車で結束。根田は青野将大(神奈川・117期)の番手を回ることになったが、番手を回る際でマッチしているフレームはどうなのか。
「平原さんは元々自在タイプなので。共同通信社杯で番手の競走もあったが、このフレームならどっち(自力でも番手の競走)でもいけると思う」。

 根田が青野の番手を回るのは2度目。昨年7月の青森で連係しているが「荒井(崇博)さんに捌かれて」と話す。それでも最高の武器を手に入れた根田は一味違う。
番手回りでからまれる恐れはなくはないが、凌いで今度は1勝をモノにする。

木村貴宏記者

2025年10月2日 19時20分

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