阿部拓真が大金星で初のタイトル獲得 ~小倉競輪場~

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阿部拓真
賞金ボードを掲げて写真撮影に応じる
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6番車の阿部が1着でゴール線を駆け抜ける
絶好の展開を迎えた荒井崇博が惜しくも準優勝

 小倉競輪場で開催されていた『第67回朝日新聞社杯競輪祭』は24日に決勝戦が行われ、初のG1決勝戦に臨んだ伏兵の阿部拓真(宮城・107期)が同期の吉田拓矢(茨城・107期)の番手回りから惰性をもらって強襲し、初のタイトルを獲得した。

 初周は松本貴治-荒井崇博、吉田拓矢-阿部拓真、古性優作-山田久徳、松井宏佑-渡部幸訓で単騎の山田英明が最後方からレースを進める。松井が赤板過ぎに誘導を外しにいくが、そこを古性が押さえ、吉田もすかさず前に出て打鐘を迎える。前受けから後方まで下げた松本の巻き返しは早く、関東勢の勢いに乗って仕掛けていき、最終ホーム前に吉田を叩いて主導権を握った。3番手の位置に入った吉田は2コーナーから仕掛けていくが、荒井が合わせて踏み込むと、吉田は失速し、阿部は荒井の後ろに入った。4コーナーで先頭に立った荒井を阿部がゴール前で交わしてG1初優勝を決めた。

【阿部 拓真インタビュー】
「自分でも驚きですね。本当に緊張感なくリラックスして臨めたので。みんな自在性のある選手なので、内を空けないようにとか、しっかり追走しようと。バックでは掛かりが良くて、追走に集中していました。荒井さんが出ていったので、まずそこに切り替えて、内からドンってもらったのがあるんですけど、何とかしのげたのがよかったですね。荒井さんを差せたのが分かったので、普段、優勝してもガッツポーズとかしないんですけど、興奮して勝手に出ていましたね。同県の和田(圭)さんとは、今期、一回失格しているので(S級)1班の点数が勝負だなと話していたんですけど、まさかですね。本当に今日は心から楽しめました。(実感は)ないですね。ここからS班の重圧とかがかかってくると、みんな言ってくるんですけど、分からないですし、自分らしく頑張りたいです。宮城の人たちも、まさか自分がと思っているでしょうし。ただ、自分がこうやって優勝できて、いい雰囲気にしていければなと思います。妻と子供が一人いるんですけど、本当に喜んでくれると思います。いつも家事全般を任せていて、自分が好きなように競輪のことに集中させてもらっているので、本当に感謝ですね」

及位然斗記者

2025年11月24日 22時10分

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