地元G1出場がかかる

　松戸競輪ナイターF1は、11月28日（金）に最終日が行われる。S級決勝に進出した東矢圭吾（熊本・121期）には、是が非でも優勝したい理由がある。

　東矢は、前検日から「点数を上げたいんです」と息巻いていた。その理由は、来年地元で行われる全日本選抜の選考期間が今月までで、東矢は出場を狙える位置にいるからだ。ただ、点数を上げなければ望みはなく、今回は毎レース一つでも上の着を取らなければならなかった。準決勝は1着で突破し、決勝に向けてもう一度気を引き締めた。

　「長い距離を踏んで、逃げ切れたので良かったです。ただ、最後は踏み直しでバタついたんで、その辺の修正は必要ですね。点数を上げないといけないんで、優勝はもちろん狙いたい。チャンスを逃さないようにしたいですね」

　地元G1は、選手にとって一生に何度もあるものではなく、出場できるチャンスが次はいつ来るか分からない。ここで優勝を決めて、大舞台出場へと希望をつなげたい。

• 選手詳細データ

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  東矢圭吾 選手熊本・121期