ドーピング違反から復帰の北井佑季が白星発進 ~平塚競輪場~
逃げ切りでリスタート
ドーピング違反による制裁措置で長期欠場していた北井佑季(119期・神奈川)が8日、平塚競輪のFⅠ「湘南クリーンサイクル杯」で復帰。初日のA級予選1Rに登場し、豪快な逃げ切りで白星スタートを切った。
レースは1番車の北井がスタートを決めて前受け。残り2周で上昇してきた才迫勇馬を突っ張ると、そのままペースを上げて一本棒に持ち込み主導権を握った。北井をマークした荻野哲は追走一杯となり最終バックで徐々に離れ、北井は裸逃げの格好。まくり上げた中武三四郎が車間を詰めながら迫ったが、北井は二枚腰を発揮して逃げ切った。上がりタイムは11秒6で、冬場としては好タイムを計測した。
北井は競輪グランプリ2024出走前日の2024年12月29日にドーピング検査を受け、禁止物質である蛋白同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出。昨年2月にJKAからドーピング違反と認定され、S級S班から除外。あっせん停止と出場自粛の処分を受けた。
今月6日、北井は復帰戦を前に日本競輪選手会のホームページを通じて「この度の件により、競輪選手として、またスポーツに携わる者として決してあってはならない結果を招いてしまい、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしました」と謝罪。
「この10か月間の制裁期間は、これまで競輪選手として歩んできた中で経験したことのない、非常に苦しく、厳しい時間でした。しかし同時に、自身の行動や管理の甘さ、競輪選手としての自覚の未熟さと真摯に向き合う機会ともなりました。思いがけない結果に自分自身大きな衝撃を受けましたが、結果としてこのような事態を招いてしまったことは、全て私自身の責任であり、弁解の余地はございません。心より反省しております。今後は二度とこのような事態を起こさぬよう、自身を律し、競輪選手としての責任と誇りを持ち、一走一走に誠心誠意向き合ってまいります」と、コメントを発表していた。
昨年1月の大宮記念以来の実戦をホームバンクで迎え、A級1班の競走得点「0」からリスタートを切った北井。失った信頼を取り返すべく、真摯に競輪と向き合っていく。
2026年1月8日 15時06分
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選手詳細データ
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北井佑季 選手神奈川・119期