グランプリレーサー久米詩が登場 ~川崎競輪~

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久米詩
今節断トツのV候補だ
2年連続のグランプリへ向けて始動

 川崎競輪ガールズF2ナイターが、26日(金)から開幕する。ガールズのV候補筆頭は、昨年初めてガールズグランプリに出場した久米詩(静岡・116期)。今年の意気込みを堂々と語った。

 昨年はガールズケイリンコレクションと、ガールズケイリンフェスティバルの2冠を達成し、ガールズグランプリへと初出場。先日発表された選手表彰では、特別敢闘選手賞を受賞し、まさに飛躍の一年となった。

 「(特別敢闘選手賞は)自分の中では『よく頑張ったで賞』かなって思ってた。でも、それを父(康徳・70期・引退)に言ったら、『一番よく頑張ったで賞だよ』って言ってもらえた(笑)。脇本(雄太)さんと同じ賞を頂けたので、光栄です」

 茶目っ気たっぷりに嬉しさを表した久米だが、レースの話になると一気に勝負師の顔になる。年間を通してトップクラスを走り続けたからこそ、上位との差を痛感した。

 「自分がずっと課題にしているのは脚力の底上げ。上位と比べるともう一つ足りないです。やっぱりグランプリを走る人たちとの差は感じます。ナショナルチームのスピードも、強さも、自分は知っているし、そこは良い目標になっていますね。レース中の心理戦みたいなところも、レベルが高くなるとより一層強くなってくる。自分自身も、もっと進化したい」

 今年初戦だった前回は惜しくもV逸となったが「出し惜しみとかはなかったし、体のキレはあった」と話した通り、動き自体は軽快だった。まずは初日7レースで、力の違いを示す。

熊谷洋祐記者

2024年1月25日 17時28分

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