石井貴子が修正施しV狙う ~取手競輪~

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石井貴子
決勝こそ持ち前のスピードを発揮する
戦歴上位の意地を見せたい

 取手競輪ガールズF1は、12日(月)に最終日を迎える。ガールズ決勝戦には、石井貴子(千葉・106期)が1着、2着で決勝に進出。昨年11月京王閣以来のVに照準を定めた。

 2日目、予選2は青木美保をとらえきれずに2着。勝ち上がりこそ決めたが、結果には納得していない。

 「枠が良くなかったし、本当は前の方から始めたかったんですけどね。2番(高橋美沙紀)がホームぐらいから駆けるのは分かってたんです。でも、2番と、4番(青木美保)の車間があんなに空いているとは思わなくて。あれならもうワンテンポ先に仕掛ければ良かった。3コーナーでペダルをかいちゃって、そこから立て直せたけどだめでした」

 前々戦からの自力勝負が持ち味の石井にとっては、周回中の位置取りから大事な駆け引きが始まっている。それだけに決勝で1番車を得たことには「ありがたい」と笑顔を見せた。一筋縄ではいかないメンバーでも、経験値の差を見せて今年最初のV獲りといこう。

熊谷洋祐記者

2024年2月11日 18時00分

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