小林泰正がS級で初の逃げ切り ~別府競輪場~

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小林泰正
快心のレースに笑顔が弾ける
S級では初の逃げ切り勝ち

 すでにS級戦士12人を生んでいる113期の中で、在校2位の小林泰正(群馬)が、別府記念競輪の最終日にS級昇級後では初の逃げ切り勝ちを飾った。「最近はずっとまくりに構えることが多くて、この逃げ切りは自信になりますね。風が強かったですけど、あと半周は踏めました」とレースを振り返る。「準決勝が終わった後に、木暮(安由)さんに体が硬くなりすぎていると言われて。今日はリラックスして走れて体がすごく楽だった」と尊敬する先輩からのアドバイスも活きた様子。「周りに自在に思われている部分もありましたけど、押さえ先行が自分には一番合っているのかもしれないですね。地区プロから中1日でキツいシリーズたったけど、収穫があって良かった」と戦法に幅が広がり、手応えを掴んで今シリーズを終えた。

及位然斗記者

2019年12月3日 15時03分

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