山崎芳仁が通算400勝を達成 ~向日町競輪場~

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山崎芳仁
“華の88期”組でG戦線でもいまだにコンスタントに白星を挙げている

 山崎芳仁(福島・88期)が向日町競輪場で12月8日から行われているムコリン・ムッチー賞(FⅠ)の2日目第9レースで通算400勝を達成した。
 レース展開はルーキ-坂井洋が中野雄喜を強引に叩いたが、3番手以降が坂井に遅れた神山拓弥と村田雅一で激しくもつれた。後方に下げて待機していた山崎が最終1コーナーからまくりを放つと、バックストレッチでは前団を飲み込み、追走の竹村勇祐を振り切り北日本でワンツー。車単670円の1番人気に応えるとともに、節目達成を叶えた。
 2003年7月デビューから17年目にして
400勝に到達。
 勝利者インタビューでは「1着がとれてよかったです」と、いつもの柔らかい物腰での一言。
 大ギアで一時代を築いて全日本選抜競輪3つ、オールスター2つ、競輪祭、寛仁親王牌競輪、高松宮記念杯競輪など数々のGⅠタイトルを持つ。だが、日本選手権の優勝にこれまで縁がなく、グランドスラム(日本選手権、高松宮記念杯、寛仁親王牌、全日本選抜、オールスター、競輪祭の6つ全ての特別競輪を優勝することが条件)達成する日を待ち望まれている。健在のまくり脚と高めた追走技量で、これまでと同様の活躍に期待したい。

 向日町競輪12月9日、2日目第9レースの結果詳細→https://www.yen-joy.net/kaisai/race/result/detail?b=54&s=20191208&ym=201912&d=20191209&r=9

久保ひとみ記者

2019年12月9日 14時47分

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