寺崎浩平が2場所連続の完全V ~奈良競輪場~

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寺崎浩平
今後の飛躍に期待がかかる
次節に特別昇班の期待がかかる

 1月27日に奈良競輪場で行われたチャレンジ決勝戦において、117期早期卒業生の寺崎浩平(福井)が豪快なまくりで優勝。デビュー戦の和歌山F2シリーズに続いて2場所連続の完全優勝を決めた。

 レースは正攻法の阿部架惟都が残り2周半過ぎに誘導を降ろして突っ張り赤板を先頭で通過。中団へ追い上げた浜田翔平が打鐘で叩きに出るも、阿部は更に突っ張り最終ホーム。最後方から南蓮が仕掛けると、寺崎浩平は1センターから合わせてまくる。勢い良く前団を飲み込んだ寺崎が、南を3/4車身振り切ってデビューから2場所連続の完全Vを決めた。
 寺崎は「400バンクより感触が良くて、(奈良のバンクとは)相性が良いと思う。自分の持ち味であるトップスピードを生かして走れていると思う」と連日抜群の手応えを得ており、決勝戦では上がり9秒5の一番時計を叩き出した。

 次走は2月4日~6日の四日市F2シリーズ。ここで完全優勝を決めると117期一番乗りでA級2班へ特別昇班となる。

本吉慶司記者

2020年1月28日 11時21分

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