元お笑い芸人のガールズ選手・山路藍が引退

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ユニークな経歴の持った個性派レーサー・山路藍選手がバンクを去った
産休から復帰も勝利は飾れず

 吉本新喜劇の芸人から、ガールズケイリン選手に転身した山路藍(106期・京都・33歳)が1月31日付で引退した。
 
 異色の経歴の持ち主で、テコンドーでオリンピック出場の夢が断たれると、全く畑違いの吉本新喜劇のオーディションを受けて芸人の道へ。新喜劇で2年間ほど活動したが、芽が出ずに退団した。
 その後、ガールズケイリンが発足した2012年に中村由香里(102期・東京)の活動に目を奪われ、自転車愛好会を経て、日本競輪学校(現在は日本競輪選手養成所)の106期に入学して競輪選手になっている。

 デビューは2014年5月、結婚、出産で2017年5月以降は出走がなかったが、今年1月にママさんレーサーとして復帰している。
 しかし、周囲のレベルアップは著しく、復帰後は勝利を挙げることができなかった。
 
 ●山路藍(106期・京都)通算成績 通算327走 1着13回 2着42回 3着58回 着外212回 棄権1回 失格1回

 

堀江鉄二記者

2020年2月3日 20時17分

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