美人レーサー・菅田賀子が引退 ~いわき平競輪場~

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菅田賀子
股関節痛に苦しみ決断

 2月9日(日)いわき平競輪F2ナイター最終日のガールズ一般戦で、引退を表明していた菅田賀子(宮城・104期)が1着を取り自らの花道を飾った。
 
 レースでは寺井えりかの先行を石井貴子(東京・104期)が2コーナーからまくり、石井を追っていた菅田が最後は同期を差し切った。

 レース終了後に行われた勝利者インタビューで、インタビュアーに迎えられると、目には大粒の涙を浮かべ「今開催で引退を決めていて最後まで走り切れるか不安があったんですけど、たくさんの人に支えられて走り切れました。(最後のレースを振り返ってみて)石井選手に付いていくことを考えて。最後は少し自力を出せたし、力を出し切れました。(7年間の選手生活は)自分一人の力では長く選手生活を続けられなかったと思います。最後に10勝目を挙げられて少しでも恩返しができたかなと。第二の人生も頑張ります」と涙を見せながらも、時折晴れやかな表情を見せて答えていた。
 
 開催前の本人のブログでは「きっと最後は泣くんだろうなぁと、泣くなら嬉し涙がいいなと」と語っていた通り、最後は嬉し涙で選手生活を締めくくった。

及位然斗記者

2020年2月9日 18時50分

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