新山響平が主役を担う ~いわき平競輪場・ジャパンカップ~

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新山響平
レース後のインタビューを受ける
ナショナルの練習でダッシュ力がアップ

 当社スポンサー選手の新山響平(青森・107期)が2月17日からいわき平競輪場で開催のジャパンカップ(FⅠ)に出走中。
 
 前検日には「3日前まで伊豆(CSC)でみっちりとトレーニング。ナショナルチームでダッシュ力が上がり、その結果としてスピードアップして流せるから長い距離も踏めるようになった」
 とナショナルチームのトレーニング効果を説明。
今回はシリーズリーダーの立場で初日特選を迎えた。
 
 レースは、前受けから突っ張り気味に踏んで野口裕史を簡単に出させない。野口後位の桐山敬太郎は踏み合いを追えず、強引に叩き切った野口に新山がはまり込む。単騎逃げとなった野口を新山が最終2コーナーからスピード感溢れるまくりで捕えると、ライン3車で鮮やかに出切り北日本勢で上位独占した。ゴール前こそ伏見俊昭に差され2着となったが、突っ張る動きで野口に脚を使わせたレース運びも含めて及第点の内容。
 それでも勝てなかったことで、自らに課題を与えてさらなる上積みを図る。
 「楽に脚を回せていたのに、最後に交わされているので、自転車をいじって修正します」とすでに準決勝の戦いに目を向けてコメント。
 万全の状態に整えて、今度こそ1着の期待に応えてくれよう。

鵜沼孝征記者

2020年2月17日 18時35分

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