115期勢が躍動!! ~川崎競輪場~

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勝負の準決へ油断は無い
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久々の1着に安堵の表情
ルーキーチャンピオンに出走予定の2名が活躍

 2月25日(火)に川崎競輪場でF1シリーズ『ラ・ピスタ新橋カップ』の初日が行われた。
 来月の玉野競輪場で行われる『若鷲賞』に出走予定の115期の2名が予選快勝と好スタートを切っている。

 徹底先行で売り出し中の朝倉智仁(茨城・115期)だが、初日9Rでは、冷静な立ち回りで中団を確保からのまくりで勝利を収めた。
 「中団まくりは作戦にあった。番手の古川(尚耶)さんに無理して先行しなくても、矢口(大樹)さんがやる気だったら中団で粘っても良いと言っていただいて。ラインの厚みを生かせる先行が一番良い戦い方だとは思っているけど、時には冷静に走らないといけない。S級に上がってからがダメダメだったのでこの1着が良い薬になれば。ルーキーチャンピオンも控えているので、今回は決勝に乗って勢いを付けたい」と、次走に向けて弾みをつけた。
 
 予選のメイン11Rに抜てきされた高橋晋也(福島・115期)は、最終ホーム手前から抜群のスピードで巻き返すと追走する新田康仁を振り切ってワンツー。2車単1.6倍の圧倒的な人気に応えたが、手放しでは喜ばない。
 「もっと楽にまくれるかと思ったが終始重かったし、キツかった」とまだまだ満足はしていない様子。
 ただ、話題が準決勝の話になると「山崎(芳仁)さんとは今まで一度も2人で決まっていないので、今度こそしっかり決めたい。信頼して思いっきり仕掛けます」と気持ちを切り替えた。

熊谷洋祐記者

2020年2月25日 18時20分

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