続々と寄せられるコロナ終息を願う〝想い〟と〝寄付金〟

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フェイスシールドを持つ古性選手(左)と岸和田市永野耕平市長(右)
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2日目の準決を終えて取材に受け応える中村選手

 5月14日(木)に安倍首相より39県における緊急事態宣言が一部解除されたが、いまだに8都道府県では緊急事態宣言が敷かれたままで、新型コロナウイルス感染症の終息にいたっていない中で、一日も早い終息を願い競輪界から続々と寄付や寄贈がされている。5月18日(月)には古性優作(100期・大阪)が新型コロナウイルス対策支援のために岸和田市へフェイスシールドを1000枚寄付した。
 
 古性優作選手のコメント
 「新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々に心からのご冥福をお祈り申し上げます。また罹患された方々およびそのご家族、関係者の皆様、感染拡大により日常生活に影響を受けられているすべての皆様に心よりお見舞い申し上げます。そして医療の最前線で戦っておられる医師、看護師など、全国の医療従事者の皆様に心より敬意と感謝を申し上げます。このような状況になり、何か自分にできることはないかと思い、微力ではありますが、フェイスシールドを寄付させていただくことにいたしました。一人の力が弱くても日本の人口、1億2500万人が一つになると、とてつもなく大きな力になると信じています。新型コロナウイルス感染症の1日も早い終息をお祈り申し上げます」

 5月18日(月)から開催されている令和2年度第2回千葉市営川崎F1ガールズケイリンシリーズにおいて、当該競輪参加選手全員(104名)から新型コロナウイルスの対応で日々奮闘されている川崎市内の医療機関に対して寄付金として104,000円が集められ、千葉の支部長でもある中村浩士(79期・千葉)からさらに100,000円が寄付され総額204,000円が送られた。
 
 開催執務委員長のコメント
 「出場選手から寄付をいただき大変感謝しております。川崎市を通じて川崎市内の医療機関で働く方々に役立ててまいります」

 中村浩士選手のコメント
 「少しでも足しになればと思って。すこしづつでもそういうことをやっていければと思っています」
 

細川和輝記者

2020年5月19日 17時04分

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