予選で寺崎浩平が敗れる波乱 ~豊橋競輪場~

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持ち味の自在戦で、令和の怪物に痛烈な洗礼を浴びせた小埜選手

 5月20日に開幕した豊橋FIナイターの予選10Rで、断トツ人気を背負った寺崎浩平(117期・福井)が3着に敗れる波乱があった。前受けから7番手まで下げた寺崎は最終ホーム手前から鋭く巻き返したが、寺崎マークの吉村和之(岐阜・80期)は付いていけない。ソツなく先手ライン3番手を確保していた小埜正義(千葉・88期)が、単独で上がってきた寺崎の後位にすんなり切り替えると、ゴール前で一気。2着にも齊藤竜也(神奈川・73期)を連れ込んで、2車単7280円、3連単17450円の波乱を演出した。3着に沈んだ寺崎は準決勝で仕切り直しとなったが、個人上がり11秒6は決して悪くないタイム。上がり11秒3で差し切った小埜の気迫が光った一戦だった。

権田浩一記者

2020年5月20日 20時37分

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