115期の精鋭が再始動 ~6月3日から弥彦ミッドナイト~

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磯島成介
2カ月ぶりの実戦に腕を撫す磯島選手

 6月3日開幕の弥彦ミッドナイトはチャレンジ戦。115期の5人を軸に激戦が繰り広げられるが、昨年9月青森ミッドナイトから確定板を外していない磯島成介がややリードか。今期は4月奈良ミッドナイトまでの8場所を3V、準V4回。ほとんどの開催を無傷で優出し、決勝でも自力で好成績を連発している。その奈良から2カ月ぶりのレースになるのは不安だが、通算9Vはメンバー中随一。奈良では原田亮の特班を阻止できなかったが、3月小倉ミッドナイトの決勝はまくって上がり11秒4、続く立川決勝は上がり11秒6で逃げ切っている。レース勘が鈍ってなければ、持ち前のスピードで敵を圧倒しよう。
 佐藤礼文も侮れない。2月前橋以来の実戦となった5月名古屋ミッドナイトで早速V奪取と勝負強さを見せ付けた。今期に入って2回特班にリーチを懸けている実力は磯島にも見劣りしない。しっかり位置を取って勝負する“勝つ自力”で同期対決を制するか。
 板垣昴も4月小松島以来の実戦となるが、その小松島では野上竜らを相手に完全優勝している。ダッシュ力が売りで、“今は先行を意識して走っている。以前は脚を使わないようにレースをしていたけど、脚を使った方が結果的に勝ちやすくなることがわかったので”とレース運びも積極的。ここもタイミングを逃さぬ仕掛けで連続優勝は十分。
 浅見隼と寺沼伊織の東京コンビからも目が離せない。両者で連係があるかは流動的だが、ともにV実績のある機動型だ。特に浅見は開催中止が続く中で比較的順調に実戦を走れている強みがある。

 115期対決の中で本命視した磯島は、3月小倉ミッドナイト、立川を連覇。4月奈良ミッドナイトは特班した原田亮との対戦で準Vに止まり3連覇こそならなかったが、通算9Vで今年に入って1回も確定板を外していない戦績はやはり信頼度が高い。仕掛けはそこまで早くないが、踏み出してからの加速は半端ではなく、一気に敵を飲み込んでしまう。
 「決勝でなかなか勝てなくて、ツメが甘いと周りからもよく言われてましたが、冬期移動で渡邉晴智さん、渡邉雄太さんたちのグループで練習させてもらっていい練習が出来ました。小倉の決勝は、もうちょっと思い切り行こうと思っていたんですけど、すんなり中団が取れたんで。立川は準決の走りでモヤモヤしてたんで、決勝は逃げ切れて良かったです」 原田亮の特班は阻止できなかったものの、4月奈良ミッドナイトも112着。準決は天野純の逃げを6番手まくりで豪快に捕らえていた。それから約2カ月。開催中止が続いて練習に打ち込んだ成果を示す。

権田浩一記者

2020年6月1日 17時54分

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