東京で競輪再開 ~京王閣競輪場~

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市川健太
東京の支部長としてシリーズをけん引
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菊池岳仁
早期卒業生として常に注目を集める 
感染症拡大防止のために万全の対策

 緊急事態宣言解除に伴い開催を中止していた競輪場でも徐々に再開されるようになってきた。そして6月4日からはいよいよ首都・東京の京王閣競輪場でF2ナイターが開催される。無観客ではあるが当所では約2カ月ぶりにレースが行われることとなった。 
 初日特選に出走する市川健太(82期)は東京の支部長として特別な思いを抱き今シリーズに臨む。
 「長い間、コロナの影響により東京で競輪が中止になって、異例の事態で全てが手探りでした。自分でも色々動いて、やれることはやったという感じです。本当に今回開催ができて良かった。支部の仕事をしながら練習もしていたんですけど、肉離れになったので、休みを取りながら調整していました。中止明けの最初の開催なので結果を出せるように頑張ります」

 予選の9レースには菊池岳仁(長野・117期)が登場。早期卒業生として常に注目を集める存在だ。
 「競走を走ってすぐはナショナルチームに合流できないけど、練習メニューを渡されているので、それをこなしています。(警戒されて)勝てないのは自分に脚がないから。(完全優勝は)毎回狙っています。ルーキーシリーズは見ていました。町田(太我)とか、(山口)拳矢さんは強かったですね。(同期が出てきて)自分もしっかりやらないといけないなと思いました。今はS級に上がるのが目標でそこからステップアップしていきたいです」

 今シリーズは新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、地区内あっせんとなり、参加選手は東日本勢のみで行われ、A級1、2班戦に限ってはオール関東勢で優勝が争われる。

及位然斗記者

2020年6月3日 17時32分

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