2人のゴールデンキャッパーが誕生 ~119、120回選手候補生第1回記録会~

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吉川候補生(左)と木村候補生(右)写真提供=Takenori WAKO

 日本競輪選手養成所第119回生(男子)、第120回生(女子)の第1回記録会が6月15日~17日に同養成所で行われた。記録会では、第119回生の木村皆斗(茨城)が男子選手候補生史上24人目となるゴールデンキャップを獲得した。木村のタイムは、200mFD=10秒96、400mFD=22秒80、1㎞TT=1分07秒95、3㎞TT=3分49秒05。木村は01年8月22日の18歳。19年全国高等学校総合体育大会スクラッチで1位の実績がある。
 また、第120回生の吉川美穂(和歌山)が女子選手候補生史上10人目となるゴールデンキャップを獲得した。吉川のタイムは、200mFD=12秒12、400mFD=25秒42、500mTT=36秒66、2㎞TT=2分40秒08。吉川は93年1月15日生まれの27歳。トラックレース中距離の強化指定選手Aに所属し、19年アジア選手権チームスプリントで銀メダルを獲得するなど競技の世界で活躍してきた。
 養成所では、記録会の成績によって、訓練時に着用するヘルメットキャップの色が決められている。白・黒・赤・青については記録会毎の能力区分によって養成所から貸与されるが、ゴールデンキャップは本人に授与される。なお、今回の第1回記録会において早期卒業者に該当する候補生はいなかった。

権田浩一記者

2020年6月17日 23時23分

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