川崎競輪F1が19日から開幕!! ~川崎競輪場~

photo-15173
高橋陽介
普段連係している同地区と割り切って別線勝負
photo-15174
坂本周作
結果と内容を求めて攻め切る
それぞれの思惑が重なるシリーズ

 6月19日から川崎F1シリーズが開幕する。新型コロナウイルス対策に厳戒態勢のなか、18日に前日検査が行われた。

 地区内あっ旋とあってS級初日特選には北日本勢が5車集結。長い話し合いの末に、飯野祐太(福島・90期)-小野大介(福島・91期)の福島勢と、高橋陽介(青森・89期)-鹿内翔(青森・95期)の青森勢、さらに、荻原尚人(宮城・89期)が単騎でそれぞれ分かれて戦うことになった。高橋は「前回(青森G3)の初日特選も自分でやっているし、自分でやって感覚を確かめたい」と、北日本別線を選択した経緯を説明。「地区内あっ旋の今しか北日本同士で戦うことはないですからね。そういう意味では楽しみです」と、地区内あっ旋ならではの戦いに胸を躍らせていた。

 また、期末とあって来々期の級班決定に向けて勝負駆けの選手も多数参加している。
 坂本周作(青森・105期)は「S級1班の点数でボーダー上にいます。今までは1班の点数が欲しくてしょっぱい競走が多かったけど、前回の青森G3を走って意識が変わりました。しっかり先行して、力を出し切って1班の点数を取れる様になりたい」と、内容も求めた走りでS球1班の点数確保を目指す。
 中田雄喜(福島・97期)は「S級点確保に勝負駆けです。本当にギリギリ」と今節は瀬戸際の戦い。「ずっと結果が出ていなくて、久しぶりにワットバイクで練習したら数値が落ちていたので、やっぱり脚が落ちていたってことだった。今回はしっかり練習してきたし、数値も以前ぐらいには戻った」と、一変の余地がありそうで、穴党は見逃せない一車だ。

 初日の1Rは11時00分発走予定。エンジョイサイトの締め切りは発走の5分前となっております。 
 

熊谷洋祐記者

2020年6月18日 16時00分

開催情報

ページトップへ