準決勝進出の21名が決定 ~小松島競輪場~

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久米康平
連勝で地元勢の流れを作る
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島川将貴
7車との好相性で準決勝を突破するか
2日目は地元勢が5勝!

 開催2日目を迎えた小松島競輪開設70周年記念「阿波おどり杯争覇戦」は、1Rから9Rまでオール予選の2走目。今日も地元勢が大活躍した。オープニングレースで久米康平がシリーズ連勝を決めると、2Rの島川将貴も続いて連勝。5Rの小川真太郎に7Rの小倉竜二、9Rの原田研太朗と初日を上回る5勝を挙げた。
 準決勝に6名が勝ち上がるなど、がぜん勢いづく地元勢。なかでも連勝で勝ち上がった久米康平と島川将貴の動きは光っている。今日の久米康平は打鐘過ぎ4コーナーからのカマシで押し切り。初日は番手で、2日目は自力で白星を並べた。
 「今日はホーム線前後で、行けるところで行こうと思ってた。行けそうな雰囲気があれば行くつもりでした。昨日と違って変な風が吹いてないんで走りやすかった。いいペースで行けたけど、もうちょっと後半の感触が良ければっていうのがある。もうちょっと楽に最後まで踏めたら。そこが良ければ言うことない。セッティングというよりイメージですね。乗り方とか変えて修正したい」
 島川将貴も2日間、文句なしのレースをしている。2日目は打鐘からカマして2着以下を7車身千切る圧勝劇。準決勝も期待できそうだ。
 「踏み出しは軽かったですね。今日は良かったし、いい感じと思う。昨日は9車みたいなレースだったけど、今日のほうが7車の実感というか、ああいうほうが楽かな。7車は走りやすいです」
 ポイント制の勝ち上がりで、準決勝にトップ通過を決めたのは松浦悠士、清水裕友(12ポイント)の2人。注目された予選通過のボーダーラインは6ポイントだった。その6ポイントに6人が並んだが、直近4カ月の競走得点最上位で準決勝最後の1枠をゲットした山田庸平は「ラッキーボーイです」と笑顔を見せていた。

音無剛記者

2020年7月3日 18時54分

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