大塚玲が200勝を達成 ~弥彦競輪場~

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大塚玲
200勝ポーズを決める
生まれ故郷の新潟で達成

 弥彦競輪開設70周年記念「ふるさとカップ」の3日目4レースで大塚玲(神奈川・89期)が通算200勝の勝利を達成した。

 レースは、前受けの早坂秀悟が誘導との車間を空けて片折亮太の仕掛けに合わせて踏み込むと、青森伸也は口が空いてしまい、そこを片折が内に斬り込み打鐘で先頭に立つ。片折は後続の状況を確認して軽快に駆けて粘り込むが、大塚玲は目標の新田康仁が最終2センターで早坂を張って外に浮くと、空いた内に入り、直線で大外を突き抜けた。

 大塚は「新田さんが中団中団を回ってくれたおかげ。それで秀悟をどかしてくれて。(新田が浮いてから)踏んだ瞬間にいったと思った。脚はずっと溜まっていたので、思いっ切り踏んだ」とレースを振り返った。

 予選の2走では合計7ポイントを獲得したが、ポイントで8名が並び、競走得点の差で次点となり、惜しくも準決勝進出を逃していた。「昨日の分のうっ憤を晴らすことができましたね。勝ち上がれなかったのは競走得点を下げてしまっていた自分のせいですから。まだ右鎖骨の骨折はくっついていないけど、状態は明らかに良くなっている。次のオールスターまでは2週間くらいあるので頑張りたいですね」と今後の活躍にも注目していきたい。

 「生まれて小3まで新潟市の方にいたので、弥彦で200勝ができて良かった」と大塚にとっても思い出に残る200勝の勝利となった。

小山裕哉記者

2020年7月20日 13時32分

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