弥彦記念決勝は好メンバーが激突 ~ふるさとカップ~

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諸橋愛
前人未踏の偉業に挑む
諸橋愛が地元記念4連覇に王手

 7月18日(土)から弥彦競輪場を舞台に白熱した戦いが繰り広げられている開設70周年記念『ふるさとカップ』は21日(火)に決勝戦を迎える。
 注目の並びは以下の通り。
 ②平原康多-⑦諸橋愛
 ④渡邉一成-⑥小松崎大地-①佐藤慎太郎
 ③郡司浩平-⑤鈴木裕
 
 最大の注目は前人未踏の地元記念4連覇を目指す諸橋愛(新潟・79期)だろう。「やっとスタート台です。ここまできたら開き直って楽しみたい」と溢れる出る闘志を体の中に静かに溜め込んた。準決勝終了後には「余裕があって早く踏んだ分コースが詰まった。直線でなら空いたのに」と状況判断も的確だ。決勝では最後まで脚力を温存しつつ、コースを突っ込む構えだ。決勝戦の日は「誕生日なんですよ。43歳になっちゃう」とバースデーVで輪史に名を刻めるか。

 ラインの先頭を走るS班の状態にも注目が集まる。諸橋の前を回る平原康多(埼玉・87期)は今シリーズから新車を投入。「準決は(最初から)自力だったので、フレームの感触が一番わかる。セッティングとか、直すところはないし、オールスターに向けてもこのまま行って体に馴染ませていければ」と手応えを得た様子。

 デキが超抜群なのは郡司浩平(神奈川・99期)。「スピードの乗りが良かったし、良いタイムが出たと思う」と上がり10秒7は自己最速タイ。「弥彦は走りやすいし、準決は自分の思ったレースができて決勝につながる」と万全の状態で臨む。

 なお、決勝戦の発走予定時刻は16時00分。¥JOY×プロスポーツでの締め切り時刻は15時55分となります。

小山裕哉記者

2020年7月20日 16時45分

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