三谷竜生が通算200勝達成 ~瑞峰立山賞争奪戦~

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三谷竜生
200勝のピースサインで写真撮影に応じる
圧倒的な人気に応える

 富山競輪場を舞台に開設69周年記念「瑞峰立山賞争奪戦」が7月30日に開幕した。予選1の7レースでは三谷竜生(奈良・101期)が力強くまくって快勝。通算200勝のメモリアル勝利を飾った。

 レースは後ろ攻めの伊藤稔真(三重・111期)が中団の三谷にしばらくフタをしてから赤板過ぎに主導権を取る。これで6番手となった三谷は最終ホーム前から反撃。前団を豪快に飲み込んで力の違いを見せた。
 「久しぶりの予選でメンバーがメンバーなので、力勝負をして1着を取らないといけないと思ってました。残り2周のとこまで(伊藤が)フタをするとは思わなかった。ああなったので、落ち着いて行こうと。踏み込んだ瞬間、行けるかなって思いました。あとは自分のペースで行きました。最後は脚がキツかったですね。でも、前回から比べると感じは悪くないし、徐々に上がってきていると思います。(200勝は)忘れてました。これからもしっかり勝っていけるように」

 G1優勝はこれまで3回。2018年には競輪グランプリを制しているが、今年はS班の座から陥落。ここ数カ月は低迷していたが、頂点を極めた男がここから復活の狼煙を上げる。

笠原裕明記者

2020年7月30日 16時14分

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