小原佑太が重責を果たす ~立川競輪場~

photo-17642
小原佑太
北日本5車の先頭で役割果たす
ラインからVを出すべく集中

 8月18日を初日に立川競輪場で行われている『山口健治杯』は20日に最終日を迎える。メインは9レースのS級決勝。大挙して勝ち上がった北日本5名が結束。小原佑太(115期・青森)が迷わず先頭を買って出た。
 
 「(番手を回る坂本周作には)6月の川崎で連係した時に迷惑をかけている。その時の分も頑張りたいし、5車ですからね。ラインから優勝を出せるように、しっかりと突っ張れば決まると思う」と先頭を走り選手としての役割りは自覚している。「自分が優勝を獲れる仕掛けが理想ですけど、まずはラインから優勝を出せるように」と内容にこだわる気持ちが強い。

 初日のレースでも突っ張り先行でラインで上位独占を果たし、レース後には「ラインで決めたかったので突っ張る意識が強かった」と、今シリーズはラインの走りを強調していた。ライン戦の意識が強い若武者の成長は、今後の北日本地区にとって大きな財産となるだろう。ステップアップとなる大事な一戦は、16時30分に発走する。

角田祐馬記者

2020年8月19日 19時33分

開催情報

ページトップへ