新時代の250ケイリン ~千葉競輪場~

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中村浩士
青森競輪場で取材に応じる様子
来年には新たな姿を見せる

 千葉競輪場が最後の開催を終えてから3年近くがたち、新たに建設中の屋内250バンクとして生まれ変わろうとしている。千葉の支部長である中村浩士(千葉・79期)に250ケイリンについての進捗状況を聞いてみた。
 
 「バンクは来年には走れる予定で順調に来ています。千葉競輪がなくなると分かってから色々なアイデアをひねり出して、(千葉)市長に直談判してここまで来たことを考えると感慨深いですね。(250ケイリンを走るための)ライセンスを取る選手も増えてきて嬉しいですね」

 ナショナルチームの活躍によりスピード化が進む競輪界。新たな時代へと突き進む競輪界にとって250ケイリンはまた一つ大きな変化を生みそうだ。
 「スピードが上がり競輪が変わっていく中で、新しいファンをどう取り込むか。250ケイリンは新しい試みだし、新たなファンがきてくれて競輪自体を知ってくれればいいですね。自分達の世代というよりも、次世代の選手へ残せるバンクにしていきたい」

 来年には新たな姿で誕生する予定の「千葉競輪場」。競輪界にとって新たな風を吹かせることは間違いない。

及位然斗記者

2020年9月1日 16時17分

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