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2020年10月18日 13時22分

役者がそろった四国勢 ~高知ミッドナイト~

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外田心斗
後輩が優参ならVが一層近付く
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青柳靖起
パワー断然。連続完全優勝だ
チャレンジは青柳靖起が大暴れ

 10月18日からの高知ミッドナイトは、地元の篠原龍馬が軸の四国勢を重視したい。篠原は降級5場所で10勝を挙げてV1とさすがに安定している。しかも8月小倉、9月久留米、同月玉野ミッドナイトと3場所続けて初日特選を逃げ切っているのだから頼もしい。自力でもVを狙える脚だが、若手を目標に出来れば言うことなし。直前の防府で注目ルーキーの松本秀に初めて土を付ける会心の逃げ切り勝ちを決めた外田心斗の先行力は半端ない。さらに、特班初戦の9月松山を完全優勝と期待通りの強さを見せた新鋭・犬塚貴之が追加で参戦してきたのも四国勢には好材料だ。3人そろって勝ち上がった場合、篠原は愛媛コンビの後ろ3番手回りとなりそうだが、7月の当所ミッドナイト開催112着以上の成績も期待したい。
 城戸俊潔からも狙える。9月玉野ミッドナイトを完全優勝するなど勢いのある近況で、“ガンガン行く”と組み立ても積極的。好機に先制なれば、別線を完封しても不思議ない。
 九州勢から前田義和も有力なV候補に挙げられる。緩んだタイミングを逃さずいければ一発十分だろう。

 外田の今期は7月当所ミッドナイトでの失格で始まったが、引きずることなく直後の高松を優勝。続く8月小倉では瓜生崇を相手に先行で勝負して準Vなどリズム良く走っている。
 「(1・2班戦ではまくりに)構えても勝ち切れなかった。仕掛けるのが遅くて先まくりされたり。チャレンジでは力でなんとかなったけど、1・2班では勝てない。だから、構えずに仕掛けていくことにしました」。以前こう話していた通り、積極的な仕掛けがトレードマークとなった。その極めつけが、本格デビューから負けなしでS級特進まであと2勝だった117期のスーパーエリート松本秀を出させず逃げ切った10月防府の準決だ。昨年の地区プロ1㎞TTで松本貴、原田研を破って優勝するなど持っている能力は非凡。今の勢いなら自力でもV十分だし、快速ルーキー犬塚の番手なら一層Vへと近付く。

 チャレンジは、卒記チャンプの青柳靖起が、同期の谷元奎心、久田裕也をも寄せ付けずVを飾る。病気で出世争いには遅れを取ったが、その力は117期屈指だ。久留米で行なわれたルーキーシリーズプラスでは、“来るのが遅かったから”と町田太を突っ張って九州ラインを上位独占に導き、続く10月別府ミッドナイトは完全V。しかも別府は、すでに1・2班戦トップで戦っている松岡泰に意地を見せるように、11秒3、11秒5、11秒4と連日一番時計を叩き出してみせた。養成所の3回目の記録会でゴールデンキャップを獲得し、T教場にも所属したスピード、ダッシュはダテではない。別府の決勝は今回も対戦が予想される谷元に、兼本兼、和泉尚とそろった同期勢との対戦になり、終始外に浮かされる厳しい展開で、谷元には先まくりを打たれたが、2角まくりでねじ伏せてしまったのだから、今回も3連勝が濃厚。次走で特班だ。

権田浩一 記者

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