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2020年10月18日 16時31分

脇本雄太が逃げ切りで寛仁親王牌を制覇 ~前橋競輪場~

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脇本雄太
表彰式で喜びを噛みしめる
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ゴール線めがけてハンドルを投げる①番車・脇本雄太
世界クラスのスピードで堂々の逃げ切り

 10月18日(日)に前橋競輪場を舞台に『第29回寛仁親王牌』の決勝戦が行われた。圧倒的な人気を背負った脇本雄太(94期・福井)が今節3度目の逃走劇を披露して、3番手に追い上げてからまくり迫る新田祐大(90期・福島)を振り切って2年ぶり2度目の大会制覇を成し遂げた。

 スタートでけん制が入り松浦悠士が正攻法に構える。新田祐大は3番手、脇本雄太は6番手に構えて隊列は落ち着く。後ろ攻めとなった山田英明が青板ホームから上昇して誘導員の後ろに収まると、新田は脇本雄太を警戒して車間を空ける。4番手まで下げて態勢を整えた松浦が赤板で仕掛けてでるが、後方で戦況を窺っていた脇本が車を外へと持ち出すと前団を一気に叩いてレースを支配。番手の東口善朋もピタリと続いたが、新田が俊敏に追い上げて3番手をキープ。空いた車間を詰める勢いでまくり出た新田であったが、力強く踏み直した脇本がそのままゴール線を駆け抜けた。
 「前受けはしたくなくて、スタートはけん制した。自分が思っていたよりも恵まれた展開になりました。山田英さんが動いた時は動きたくないなって思っていて、新田さんの動きを見てからだなと」最大のライバルを警戒しながら冷静に組み立てた。「新田さんも車間を空けて僕の位置や動きを注意していたので、そこの勝負に負けないように。ローズカップの組み立ての反省も生かしつつ決勝に臨んでいた」と2日目の借りを返した。「自分から人気になっていたし、それに必死に応えるつもりでかなり余裕はなかった。先行逃げ切りで優勝できたのは嬉しいし、グランプリに弾みを付けられたと思う」とファンの支持に応えられた喜びを語り、年末の大舞台で頂点を目指して一気に突き進む。

本吉慶司 記者

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