ルーキーシリーズ2020プラスが開催 ~京王閣競輪場~

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山口拳矢
圧巻のスピードで期待に応える
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青野将大
競走得点は2番目。同期対決に燃える
117期の精鋭が激突!!

 第117期生による「競輪ルーキーシリーズ2020プラス」が京王閣記念最終日の10月27日、3レースで争われる。今回生から始まった「ルーキーシリーズ」で好成績を挙げた選手を集めた企画レースの第2弾だ。

 人気を集めるのはやはり山口拳矢(岐阜・117期)だろう。ルーキーシリーズを含め、デビューから26連勝。10月大垣の決勝で落車して連勝は止まったが、ここに向けてしっかり準備はできた。メンバー中、ただひとりのS級レーサーとして実力を見せつける。
 「落車のケガは右半身の擦過傷で、問題はなかったです。最初は治すほうに専念して、そのあとはいつも通り練習できました。わりとすぐにもがけて、落車前と状態は変わらないと思います。大垣は決勝に勝ち上がってトップの選手と走れて、いい経験になりました。またここからスタートの気持ちです。3月に地元でルーキーチャンピオンレースがあるので、今回はその予想演習というか、そこを意識して走ります」

 青野将大(神奈川・117期)はA級1、2班戦の5場所で優勝2回。前回伊東の決勝は先行策で小林則之(静岡・85期)の優勝に貢献し、佐々木悠葵(群馬・115期)のS級特進を阻止した。
 「伊東の決勝は佐々木君が強いので、ライン4車を生かして先行することはできました。あとは脚ですね。脚力をつけるだけです。1、2班戦は苦戦することもあるけど、デビューしてからここまでは思っていたよりもやれています。南関は3人いるけど、自分は別で単騎で自分の力を出して戦います」

 ラインができたのは長田龍拳(静岡・117期)-仁藤秀(静岡・117期)で並ぶ静岡コンビのみ。残りの5人はそれぞれ単騎で戦うことになった。117期の精鋭によるスピードバトルは必見だ。

笠原裕明記者

2020年10月26日 15時48分

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