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2020年11月18日 13時13分

萩原操門下の2人が奮起 ~松阪ミッドナイト~

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谷口明正
当所連覇へ視界は良好
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下井竜
地元で初優勝を目指す

 本日11月18日開幕の松阪ミッドナイトは、中部、近畿の2地区対抗戦。地元ホームの谷口明正が9月当所戦以来となる今期4V目を目指す。破壊力満点のまくりがトレードマークの谷口だが、レースの組み立ての引き出しは多い。9月当所の優勝も、先行覚悟で前に出たところを藤井侑にカマされると、その番手に飛び付いて逆転したものだった。好機に動いてレースを作っていければ勝利が見えてくる。狙いすました一撃で敵を一蹴しよう。しかも、今節もまた師匠の萩原操と同あっせんだ。7月の当所ミッドナイトでも準決でワンツーがあったが、萩原に落車の影響がなければ今度は決勝で決めたい。中部では大谷靖茂、疋田敏の愛知コンビも黙っていない。
 近畿は、北川大五郎、原田隆の大阪コンビに、脇本勇希、中野彰人がV候補に挙げられる。北川は今期V2。いずれも同郷の後輩を目標にしてのものだったが、“ラインの先頭でも後ろでも与えられた場所で最善を尽くす”。本来の自力戦で優勝を争う脚だ。先行でもまくりでも掛かってしまえば敵を寄せ付けない。脇本は8月の落車から優勝がないが、決勝は外していないし地区プロのチームスプリントで優勝するなど調子自体は問題なさそう。積極策で結果も出して、波に乗っていけるか。

 7月のミッドナイト、9月の初のナイター開催に続き、ホーム戦3連覇を目指すのが谷口だ。3年半ぶりの降級となった前期は、2月奈良の落車で右肩鎖関節脱臼、右肋骨骨折の重傷を負い、来期もA級だが、6月福井では完全優勝からV字回復を果たした。決まり手はまくりが多く、レースを動かしていき、流れを作った上での一撃が身上。“もっと練習して、上(S級)でも戦えるように頑張りたい。(怪我する前に)まだ完璧には戻ってはないし、もう少し脚が欲しいなという感じですね。1周くらいなら駆けて押し切れるくらいにならないと。それでも体が反応して自分でレースを組み立てて、持ち味も出せている”。ここにきてやや疲れも見えている感じだが、相性抜群のホーム戦から今期ラストスパートをかける。

 チャレンジは、地元の下井竜がデビュー初Vを目指す。直近の10月大垣も3日間先行で勝負して112着。“決勝になると冷静さを失ってしまう”と準V4回で優勝こそないものの、本格デビューしてからは予選、準決を14戦13勝、2着1回とほぼパーフェクトな戦績を残し、年末のレインボーカップに出場することからも117期上位クラスの実力はうかがい知れる。“レースには慣れてきたけど、まだ末の粘りが課題。そこを克服できればもっと勝てる”。元々、養成所でオールA評価を獲得している隠れた逸材。同じ積極タイプの貴志修己、岡田亮太、“内容重視の競走を”とここにきて先行策を増やしている橋本優己とライバルはそろうが、日々進化しており、ここも長い距離を踏んで勝負していく。クラスは違うが、同あっせんの師匠の萩原操の前で初優勝を決めてみせる。

権田浩一 記者

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