最後の千葉記念のベスト9が決定 ~松戸競輪場~

photo-21902
岩本俊介
8月松戸記念に続き、千葉記念制覇を目指す
photo-21903
和田健太郎
地元記念を制してグランプリへ弾みをつけるか
地元両者に若手と古豪が挑む

 12月10日(木)から松戸競輪場を舞台に行われている千葉競輪開設71周年記念『滝澤正光杯GⅢin松戸』は13日(日)に決勝戦が行われる。地元からは年末のグランプリ出場を控えている和田健太郎(87期・千葉)と8月の当所G3を制している岩本俊介(94期・千葉)が優参。決勝メンバーの中で唯一、無傷で勝ち上がったのは自慢のパワーを誇示してまくり3連発の佐々木豪(109期・愛媛)。成長著しい若手の上田尭也(113期・熊本)の動きも良く今シリーズは若手の活躍も目立っている。55周年記念の大会覇者でもある武田豊樹(88期・茨城)は昨年8月富山記念以来となるグレードレース決勝の舞台となる。弟子の吉澤純平(101期・茨城)とシリーズ3度目の連係で結果を求めて集中力を高める。注目の並びは以下の通り。

 ⑤岩本俊介-①和田健太郎
 ②吉澤純平-⑨武田豊樹-⑦芦澤大輔
 ④上田尭也-③中本匠栄
 ⑥佐々木豪-⑧近藤龍徳

 初日特選からオール連対で勝ち上がった岩本は、「地元6割増しですね。決勝は和田さんがとてつもない差し脚で来ると思うから、抜かれないように頑張りたい。決勝は来年のG1にもつながってくると思うから、そこに向けても良いレースがしたいです」と気持ちを引き締める。
 一方、次走のグランプリへ弾みをつけたい和田も、「決勝も相手は手強いけど、岩本と2人で力を合わせれば、どちらかが勝てると思います。有終の美を飾りたいですね」と、最後の千葉記念で別線に優勝は譲れない。

 注目の決勝戦の発送時刻は16時35分。¥JOY×プロスポーツの締め切り時刻は発走の5分前となっております。

岡崎優美記者

2020年12月12日 16時02分

開催情報

ページトップへ