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2017年9月14日

佐藤慎が日韓対抗戦競輪を初V

 9月8日から10日に「第5回日韓対抗戦競輪」が韓国の光明(カンミョン)競輪場で開催された。今回は初日と2日目はともに日本の4選手と韓国の4選手が対戦する方式で1日に3レースが行なわれ、レース着順毎に設定されたポイントを付与。12名ずつ参加した日本、韓国のそれぞれの初日・2日目のポイントの上位者4名ずつの計8名が最終日の決勝戦に進み優勝を争った。優勝したのは佐藤慎太郎(福島・78期)。レースは、ファン・インヒョク―チョン・ヘミンで先制。これを7番手から早坂秀悟(宮城・90期)が強烈にまくる。合わせて番手からチョン・ヘミンが発進するも、その上をまくり切った早坂が先頭に。早坂―佐藤へと切り替えたパク・ヨンボムが懸命に追走し佐藤に並びかけるのを佐藤が合わせ、直線で差し切って優勝。佐藤は、過去に韓国で開催された3回全ての日韓対抗戦競輪に第1回となった伊東温泉競輪場での出場を含め、4回目の日韓対抗戦競輪参戦で嬉しい初優勝となった。さらに、一時は7番手となったところからまくり追い込んだ稲川翔(大阪・90期)が2着、早坂も3着に粘って日本勢が表彰台を独占した。1番人気のイ・ヒョングは6着。

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