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2018年8月9日

吉田昌がS級に特進

 7月27日開催の大宮競輪最終日第12レース・A級決勝に出走した吉田昌司(茨城・111期)が、加藤健一(神奈川・107期)の先行に対し、2角7番手からのまくりで反撃。上がり13秒5の好タイムを出し、合わせて5番手から仕掛けた柿澤大貴(長野・97期)、逃げ粘る加藤とのゴール前勝負を制してVを飾った。これで吉田は、7月大宮、函館に続き3場所連続完全優勝を達成し、7月28日付でS級2班へ特別昇級した。すでにS級優勝者も複数輩出しているハイレベルな111期勢にあっても、デビュー当時からスケール感ある競走で注目を集めていた吉田。ライバル達を追って1年あまりでS級選手の仲間入りを果たした。なお、3場所連続完全優勝達成での特別昇級は、1月10日に山崎賢人(長崎・111期)が小倉競輪場で達成して以来で、今年3人目、111期勢からは通算5人目の記録となる。

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