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2018年11月1日

“不死鳥”市田佳が引退を表明

 市田佳寿浩(76期・福井)が10月23日、翌日に近畿地区プロ選手権自転車競技大会が行なわれた奈良競輪場で引退発表記者会見を行い、23年間の現役選手生活にピリオドを打つことを表明した。95年8月にデビューした市田は、翌年にはS級へ昇級。以来、トップ選手として活躍し、寬仁親王牌(10年前橋)、サマーナイトフェスティバル(06年函館)、東西王座戦競輪(10年玉野)とGⅠ、GⅡを3勝した。その間に何度となく怪我や病気に襲われながら、その度に復活する姿から“不死鳥”の異名を取り、村上義弘(73期・京都)とともに近畿勢の精神的支柱としても存在感を発揮した。17年3月の高松ウィナーズカップで落車して右股関節脱臼骨折、右大腿骨粉砕骨折の重傷を負い、18年後期はA級に陥落。A級でもモチベーション高く走っていたが、この度の決断となった。なお、今後の予定については、現時点では未定。通算成績は、1679戦で451勝、2着278回、3着184回だった。

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