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2019年1月17日

宮本隼がS級に特進

 1月15日開催の小倉競輪FⅡミッドナイト最終日第9レース・A級決勝に出走した宮本隼輔(山口・113期)が、最終ホームから発進すると、3番手に位置した屋良朝春(沖縄・94期)のけん制、逃げた古川宗行(東京・96期)の番手を回る渡辺正光(福島・95期)の二発の強烈ブロック、さらに古川にも直線で外に持っていかれて再三バランスを崩しながらもまくり切る物凄い内容で優勝を飾った。これで宮本は、12月奈良ミッドナイト、佐世保モーニング7に続き3場所連続完全優勝を達成し、1・2班戦は負けなし、9車立てのレースを未経験のまま、1月16日付でS級2班へ特別昇級した。500勝レーサーの忠典氏(55期・引退)を父に持ち、すでにS級特進を果たした松井宏佑(神奈川)、1・2班戦で6場所連続優勝中の藤根俊貴(岩手)と並ぶ113期を代表する次代のスター候補。新S班の清水裕友(105期)は同県・同級生の間柄で、今後はその背中を、同じS級の舞台で追う。なお、3場所連続完全優勝達成での特別昇級は平成30年12月19日に舘泰守(愛知・80期)が岐阜競輪で達成して以来で、今年初の記録となる。

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