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2019年1月31日

森田優、河合佑が相次ぎ特進

 1月24日開催の久留米競輪FⅡナイター最終日第12レース・A級決勝に出走した森田優弥(埼玉・113期)が、内をすくって先行した森川康輔(岐阜・111期)の番手にはまる予想外の展開から、慌てず直線勝負で抜け出して優勝を飾った。これで森田は、12月立川FⅡ、佐世保FⅡナイターに続き3場所連続完全優勝を達成し、1月25日付でS級2班へ特別昇級した。在校成績53位と目立つ存在ではなかった森田だが、デビュー2場所目の7月豊橋FⅡの完全Vで波に乗った。昨年12月四日市のレインボーカップ・チャレンジファイナルで逃げて2着に粘って2班に特別昇班を果たすと、1・2班戦は5場所で卒業してS級に挑戦することとなった。なお、3場所連続完全優勝での特別昇級は、宮本隼輔(山口・113期)が1月15日開催の小倉競輪FⅡミッドナイトで達成したばかりで、今年2人目、113期生からは3人目となる。
 そして、1月27日開催の小倉競輪FⅠナイター最終日第11レース・A級決勝で河合佑弥(東京・113期)が森田の後に続いた。決勝は、隅田洋介(栃木・107期)、113期同期の曽我圭佑(熊本)との3分戦となったが、隅田が打鐘から先手を握る展開で、河合は出させて3番手を確保。2角からまくって圧勝した。これで河合は、12月大宮FⅡ、1月宇都宮FⅡに続き3場所連続完全優勝を達成し、1月28日付でS級2班へ特別昇級した。競輪学校在校時には能力評価でオールAを獲得し、HPD教場にも選出されていた精鋭。デビューから5場所でチャレンジを卒業し、1・2班戦も10場所で卒業してのS級挑戦となった。なお、113期勢からは4人目、今年3人目の記録となる。

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