banknews

2019年2月28日

同期4人を追い藤根俊が特進

 2月17日開催の西武園競輪FⅠ最終日第10レース・A級決勝に出走した藤根俊貴(岩手・113期)が、ライバル心を燃やす同期の植原琢也(埼玉)がカマして出るところを、ホーム6番手からまくり発進。合わせて坂本修一(岡山・99期)が中団先まくり、さらに吉田裕全(埼玉・90期)が番手まくりで応戦して外々踏まされる苦しい態勢にも、最後は吉田をねじ伏せて優勝を飾った。これで藤根は、1月防府FⅠ、2月取手FⅠに続き3場所連続完全優勝を達成し、2月18日付でS級2班へ特別昇級した。113期生卒業記念レースチャンピオンとしてデビューから注目される存在だった藤根は、9月20日の小倉FⅡで完全優勝し2班に特別昇班を果たすと、1・2班戦は11場所で34戦して30勝、2着3回と驚異的な数字を残してS級に挑戦することとなった。なお、3場所連続完全優勝での特別昇級は、河合佑弥(東京・113期)が1月27日開催の小倉競輪FⅠナイターで達成して以来で、今年4人目、113期生からは早くも5人目となる。

ページトップへ