南潤が大会連覇 1kmタイムトライアル
15人目で走った渡邉一成が出した1分3秒679をコンマ3秒上回った南潤が初出場だった昨年大会に続いてこの種目を制覇した。
「出走前は去年とかのイメージをしてた。地脚じゃないんでペースに入れてもタレるんで、トップに乗せて我慢のイメージだった。でも3歩目まで重かったので力まず落ち着いて、ペースを維持しようと思って走った。去年は自信あったけど、今年は自信がなかったんでうれしいですね。連覇してもうたんで、また(来年も)。でもタイム競技は緊張するんですよね」
2位の渡邉一成はギア選択のミスを悔やんだ。
「ギアを失敗したなとスタートしてすぐに思った。重かったですね。でも走り切るしかないから頑張って走った。最後まで我慢の走りでした。手ごたえのある走りではないので、よくここまでタイムが出たなと思う。(ギアは)今回チャレンジした部分でもあるし、勉強になりました」
3位には1分4秒666で蕗澤鴻太郎が。来期からはS級昇級を前に、うれしい地元G1出場を決めた。
「たまたまだけど、やりました。今まで(1分)5、6秒しか出たことがないし、とりあえず全開で突っ込んでと思ってたけど、運が向きました。(G1出場が決まり)これで身が入る。南君とか全然強いので追いかけて、追いつけるようにですね」