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2019年5月27日

橋本英也が圧巻の走り 4㎞個人パーシュート

橋本英也が圧巻の走り 4㎞個人パーシュート1

 東京五輪でのメダル獲得を目指して世界と戦う中長距離界のエース・橋本英也が前評判どおりの走り。大会新記録を叩き出して見事に優勝した。
 「ラップはイメージどおりで、維持できるペースでした。最後は(ペースが)落ちたけど、コントロールは余裕でした。400バンクの屋外でこれだけ出たのは初めて。大会記録が出て良かったし、自分の屋外のベスト。日本人の屋外ベストだと思うので出せて良かった。尊敬する内田慶選手の記録を塗り替えられたのは一番の敬意です。今後はW杯前の大事なシーズンなので競輪はお休み。競輪選手でオムニアムなど中距離も走れることを証明できたらいいなって思う。競輪とロードレースのかけはしになって、ロードのお客さんを競輪に呼べたらなって。オリンピックでメダル争いにも絡んで自転車を競輪を盛り上げていきたい」
 昨年度覇者の渡辺正光は自己ベストを出しながらも橋本のタイムは上回れず。橋本の強さに舌を巻いた。
 「400バンクで4分30秒は聞いたことがない。全プロで一番の対決じゃないですか? 自分のベストタイムを4秒更新したんですけど。僕が勝ったらナショナルチームに入れますね。自己流でやってきて、今日の結果はやったほうじゃないですか」
 3位となった小林泰正は競技後に悔しさを滲ませた。
 「一番苦手な種目だったので…。まず次は渡辺さんに勝てるように頑張る。直前に玉野でレースがあって、こっちの練習ができていなくて力を出し切れなかった。悔しい。4分35秒が自己ベストなので‥」

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