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2019年5月27日

北日本チームが昨年のリベンジ チームスプリント

北日本チームが昨年のリベンジ チームスプリント1

 昨年度覇者の中部地区が昨年の優勝タイム1分14秒914を上回る1分13秒950を叩き出すも、最終組で登場した北日本地区が0秒91上回り優勝。10月寬仁親王牌の特選シード権をつかみ取った。
 1走を務めた佐藤博紀はチームを組んだ2人に終始感謝。
 「2人が強かった。若干自分が脚を引っ張りました。昨年と一緒のメンバーなので今回は勝ちたかった。2人が強いのはみんな知っているので、あとは僕がなんとかしないとなって。また寬仁親王牌に向けて頑張っていきたい。競輪の成績も上げていきたいです」
 2走の新山響平はダービー後からナショナルチームと一緒にトレーニングを積み、日々進化しているようだ。
 「ブノワさん見てますかね。スタンディングが悪かったのでそこは映さないように(笑)。本当に勝てて良かった。昨年は地区プロのタイムが良かったので決勝でも出せれば良かったけど僕が離れてしまって負けたので。まだナショナルチームの疲れに慣れていなくてきつい部分はあるし、最近は競走を(月に)3本ずつ走っているので、もう少し減らして練習に打ち込む時間を作りたい」
 3走を担った坂本貴史は昨年敗れただけに嬉したは増したようだ。同じ舞台でのリベンジに見事成功した。
 「昨年は浅井さんに自分が負けたので今回は勝ちたかった。タイムがどうとかは分からないけど、チームで勝てて良かった。チームの皆は仲が良いし、気心は知れている。いつも自分がダメでタイムも平凡だったけど今回は頑張れた。」
 2位に終わった中部地区の第3走者だった浅井康太は冗談まじりにレースを振り返る。
 「力不足ですね。でも今の自分でやり切ることはできた。3走でいいトレーニングにもなった。お客さんにも競技の競輪の楽しさを知ってもらえたかな。(北日本に負けた)コンマ1秒は弱い(伊藤)裕貴に頑張ってもらって。『足を引っ張るな(笑)』と書いといてください」

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