banknews

2019年6月4日

2名を日本競輪選手養成所早期卒業候補者に選定

 日本競輪選手養成所(瀧澤正光所長)では6月4日に日本競輪選手養成所賞罰委員会を開催し、5月23日~24日に実施した第1回記録会(入所直後期)において、ゴールデンキャップを獲得した第117回(男子)21番の町田太我選手候補生(広島)、40番の菊池岳仁選手候補生(長野)2名を早期卒業候補者として決定した。
 なお、今後2名は養成所が定める要件を満たし、早期卒業候補者に対して実施する競輪選手資格検定(12月実施予定)に合格すれば、20年1月(通常は20年7月)にデビューする。
 本年度5月の教育制度改正に伴い、早期卒業制度に関しても一部規制が改正されていて、第1回記録会(入所直後期)または、第2回記録会(中間期)においてゴールデンキャップを獲得した者を早期卒業候補者に選定することとなった。養成所が定める早期卒業を認める要件とは、(1)第1回卒業認定考査及び第2回卒業認定考査に合格していること。(2)早期卒業候補者を対象として11月または12月に実施する第3回卒業認定考査に合格していること。(3)早期卒業候補者に対する実訓練時限数のうち、必要履修数を満たしていること。この場合、必要な時限数の割合は「日本競輪選手養成所選手候補生卒業認定の基準」を準用する。(4)競走実技訓練において、出走した競走実技訓練のレースのうち、男子においては勝率が20%以上及び出走した競走において、最終周回バックストレッチを先頭で通過し、3着以内となった回数が出走する競走全体の10%以上の者、女子に関しては勝率が40%以上及び出走した競走において、最終周回バックストレッチを先頭で通過し、3着以内となった回数が出走する競走全体の30%以上の者。早期卒業候補者が早期卒業できなかった場合は、通常の訓練課程に戻る。なお、第3回卒業認定考査は通常通り課す。

ページトップへ